トヨタがすごい~5兆円を超える稼ぎとは~
円安、物価高と何かと生活は大変。
そんな声とは裏腹に、
半端ない速度で、急成長している会社が・・・
トヨタだ。
言わずとも知れず、日本の超大企業。
そんなトヨタが、もっと成長を見せている。
ほんとにすごい会社だ。
本業のもうけを示す営業利益が96.4%増の5兆3529億円と、日本企業で初めて5兆円を超えたというのだ。
5兆円・・・
そんなお金、想像すらできない。
日本の国家予算も上回っているのではないかと思うほどの額。
どこまで、成長して、いくらまで稼ぐのだろう・・
北米や欧州を中心にハイブリッド車(HV)の販売が好調だったほか、
年度を通じて為替レートが円安基調で推移したことも追い風となったという。
経営陣が優れているのか、
社員が奮闘しているのか。
純利益は約2倍の4兆9449億円と、22年3月期の2兆8501億円を大きく上回って過去最高を更新。
売上高に当たる営業収益も21.4%増の45兆953億円と過去最高だったという。
ソフトバンクグループが21年3月期に記録した日本企業の過去最高益4兆9879億円に迫っているという。
それもすごいけれど、
トヨタはそれを凌ぐ
スピードで世界と戦っている。
中国での価格競争が「日に日に厳しくなっている」と危機感を表明して、
電気自動車(EV)などの開発を急ぐ考えを示した。
会社の方針自体が、まだまだ成長できるというスタンスなのだろう。
CMで見る豊田会長も頑張っている。
あの会長になってから、トヨタの躍進が続く。
トヨタイムズのCMをよく見かけるけれど、笑顔を見せていた佐藤社長の姿が、
あまり見られないのが、すこし気になる。
ダイハツなどの不正が発覚してからのことだ。
それも少しは影響しているのだろうか。
ダイハツ、日野自動車を含むグループ全体の世界販売台数は5.0%増の1109万台。
ダイハツによる認証不正や中国の販売競争激化などを背景に、年度当初の計画(1138万台)を下回ったという。
おそらく、これだけの好業績を残している会社。
今徹底して不正の根源を洗い直しているはず。
そこからまた、新しい会社が出来てくるのだろう。
人事や制度など、いろいろ変わっていい会社になると信じたい。
佐藤社長は記者会見で「これまで積み上げてきた事業基盤が実を結んだ」と、
好業績となったことを総括。
その上で、ダイハツなどグループ企業で相次いだ認証不正を踏まえて、
「不正に正面から取り組み、足場を固めることが最優先だ」と述べ、
25年3月期は仕入れ先や販売店も含めた人材育成などの「人への投資」に3800億円を投じると明らかにした。
電気自動車(EV)の成長に減速感が見られる中、
トヨタが強みとするハイブリッド車(HV)の需要は堅調だ。
高級車ブランド「レクサス」を含めたHV販売は前期比25%増の約447万6000台となることを見込む。
26年に年間販売を150万台とすることを目指すEVは同46%増の17万1000台となる見通しだ。
今期の見通しについては、
トヨタはステークホルダーとともに持続的に成長するために、
モビリティーカンパニーへの変革に向けた投資を加速するとの考えを表明している。
仕入れ先や販売店を含めて人的資本への投資で3800億円、
電気自動車やソフトウエア、人工知能など成長領域への投資が3200億円を掲げている。
稼いだお金で、投資につなげていく。
トヨタの野望は果てしない。。。
コメント欄