いよいよ卒業シーズン。
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国立大学も今日が卒業式だったところが多かったという。
懐かしい気もするけど、遠い昔のような気もする。
そんな中で、
すごいニュースが入ってきた。
歌手の松田聖子さんが中央大学法学部通信教育課程を卒業したというニュース。
晴れて、学士(法学)の学位が授与されたという。
通信課程といえども、歌手で活躍されていて仕事も多忙な中での学業との両立。
そんじゃそこらの気合では、
卒業はままならない。
ほんとにすごいことだと感動してしまった。
あの悲しいニュースから年月が経ち、やっと悲しみから乗り越えることができたのかもしれない。
ほんとに、松田聖子さんはすごいことをやってのけたと思う。
法律を学ぶことは中途半端な気持ちでは、
単位が授与されない。
ましてや、あの中央大学である。
講義も難しいだろうし、
提出物も量が半端ないと思う。
社会人が学び直しの機会として、
通信課程を選ぶと言われているが、
本当に卒業までどれだけのご苦労があったか。
学び直したいという強い気持ちがあったからこそ、
卒業が叶えられたのではないかと思う。
年齢は関係ないのだとあらためて、私も実感させられた。
今指導しているわが子にも、このことを伝えた。
すると、
「有名人も年取っても頑張るんだね。俺も頑張らないと」
と発言。
父親ながら、わが子が言ったことに
すこしイラっときたけれど、
我が子なりに少しは学習に対して、やる気がアップしてくれればと
願う一瞬だった。
で、先日みたいにさっきまで、また数学。
一見、松田聖子さんには関係ないけれど、
ほんとに、わが子に教えるのは難しい・・・
今日は、三角形の合同と証明。
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問題の中に三角形が二つくらい入っていると、区別がつかないらしく、
どの辺とどの辺が等しいか、どの角とどの角が等しいのか、
分からない。
また、冷静に・・と思っても、やはり口調が荒くなってしまう。
何パターンか違う教え方をしたけれど、
やはり分からない。
そもそも証明の方法の意味が分かっていない。
もうここのところはあきらめたほうがいいのか・・・
手が出てしまうのを、ぐっとこらえて、
今日も指導。
図の角度を変えてみたり、
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三角形を別々に書いてあげて、こことここが一緒だよね・・と説明しながら、
でも、分からない。
分からないと黙ってしまう。
「顔を洗っておいで」と叱り、部屋に帰ってくるけど、
考え直しても分からないものは分からない。
ほんとに、むずかしい・・・
松田聖子さんは数年前から、レコーディングやコンサートなど音楽活動の合間を縫って、
勉学との両立に励んできたという。
また、アーティストとして第一線を走り続ける中、
悔いを残さないために、大学に進学して学び直すと決めたらしい。
ほんとにすごい。
わが子にも見習わせてあげたくなる。
コメントの中で、
「この度、中央大学法学部通信教育課程を卒業することができたことを、大変幸せに思います。
中央大学で法律を学ぶことができた4年間は、私にとって素晴らしい時間でした。
あたたかくご指導いただきました先生方、関係者の皆様に心より御礼申し上げます」
と心境をつづっている。
自分で大学に行きたいとわが子にも思ってほしくなる。
私も時間とお金があれば、
もう一度したいことに熱中したいと思うときがある。
大学に行って、もう一度やりたいことに没頭したい。
年は関係ない。
若者と一緒に学ぶと、自分も刺激を受けて、
新しい学びの機会となる気がする。
いつか薬剤師になりたい。
医者でもいい。弁護士でもいい。
一生を捧げられるような、そんな仕事をしてみたい。
リカレント教育(つまり、社会人になって学び直すこと)を通じて、
新たな知識やスキルを得た松田聖子さん。
いくつになっても挑戦を続けるからこそ、いつまでもあの若さを保ち続けることができるのかもしれない。
結果を出していくのは努力の賜物。
来年はデビュー45周年を控えるという。
1980年4月に「裸足の季節」でデビューし、40年以上のキャリアを誇る。
「大学で学んだことを糧にして、これからも仕事に励んでまいります」と誓った。
大学で学んだことを、仕事に生かす。
すばらしいことだ。
中央大学法科大学院教授で、キャスターを務めるなどメディアでも活躍中の野村修也先生も、
中央大学法学部通信教育課程を卒業した歌手の松田聖子さんを祝福している。
「ご卒業おめでとうございます。
中央大学法学部通信教育課程は、受講スタイルが違うだけで、通学生と変わらぬ教育が行われております。
そのため卒業は容易ではなく大変な努力が必要です」と説明。
「卒業後は、中央大学法学部の卒業生として大いにご活躍されることを祈念いたしております」とエールを送った。
つい力が入り過ぎて、わが子を指導していると、
叱りたくなる。
勉強が好きになれとは言わない。
けれど、今頑張らないと、一生に響くから、親として、
悔いの残らないように、勉強してほしい。
そのことも合わせて、教える時がある。
すると、
「お父さんの教え方を見ていると、分かるよ。」
「ありがとう」
だって。
そんなときは、教えていてよかったとじ~んとくる時。
いくら数学の合同が分からなくても、
辛抱強く教えられるのが、親。
だから、松田聖子さんのように、勉強は年齢関係なくできることを
伝えていきたいと思った今日でした・・・
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