日経平均株価がついに史上最高値を更新。
史上初となる4万円台にも乗った。
周囲にも投資を始めたという人も多いはず。
けれど、世の中の投資情報は、投資についてしっている人向けがほとんど。
興味はあるけど、始めるかどうかはまだまだ迷っている人にとっては、情報があるにはあるけど、
どの情報を頼っていいのか。
最初の一歩を踏み出しにくくさせているのも現実。
そこで、
- そもそも、今から投資を始めて大丈夫?
- 新NISAはどんなもので、
- 使うとしたら、どう活用していくべきなの?
を解決したく、解説していきます。
- そもそもNISAとは
一定額までの株や投資信託の売却益や配当・分配金にかかる税金が免除され、
その利益を丸丸手にできるという制度のこと。
絶対儲かるというわけではなく、損をしてしまうリスクもあるということ。
↓
- どこが変わったの?
特に、大きいのが、期間限定だったのが、恒久化されたということ。
もうひとつ。
「つみたてNISA」と「一般NISA」が「つみたて投資枠」と「成長投資枠」に改められたこと。
以前は、片方しか利用できなかったのが、両方利用できるようになったこと。
くわしく言うと、こうなります。↓↓
50歳まで積み立てても、80歳まで積み立てても、変わらず恩恵をたっぷり受けられるようになっているということ。
積立投資の基本は、
「長期&分散」。
長く積み立てる程
メリットが大きくなるということ。
相当使い勝手がよくなったと言えます。
なぜ、運用期間が長いほど、投資のメリットが大きくなるのでしょう。
一つは、世界経済や株価が好況と不況を繰り返しながらも、
少しずつ右肩上がりになっていくから。
投資期間が短いと、好不況の波にのまれ、
緩やかな右肩上がりの恩恵を受けられないリスクが高まります。
もう一つは、長期に渡って、同じ額を積み立て続ける(ドルコスト平均法と呼ぶ)ことが、
何も考えていなくても、購入単価が上がっているということになります。
株や投信で儲けるには、安い時に買って、高い時に売るというのが鉄則ですが、
私のような素人には、そのタイミングは分かりません。
だから、ドルコスト平均法での投資が最も効率的なのです。
そして、投信4タイプはこちら↓
- してはいけないことは?
余裕資金が月5万あるなら、NISAに3万円、定期預金に2万円の積み立て。
他の貯蓄方法も軽視してはいけません。
退職金で一括投資なんて、絶対ご法度です。
仕事にしても、75歳まで、週2回だけでも働く。
65歳以降も毎月、新NISAの積み立てを少額でも続ける。
何事も、長く少しずつが良いのではないでしょうか。
- 証券会社はどこにすべき?
楽天ポイントを集めているなら、楽天証券。
三井住友カードでVポイントを貯めているならSBI証券がいいでしょう。
NISAを今から始めるなら、金融機関選びに時間をかけるより、
1日でも早く始めることのほうがずっと大事です。
長期投資をしていれば、一時的に悪化ということも必ずあります。
とはいっても、含み損に動揺してはいけません。
一番いいのは、数字を見るのをしばらくやめること。
ほったらかしにするのも、一つの方法。
あるいは、積立設定の段階で、
「これは5年後の旅行用。増えれば、ヨーロッパへ」と、
使い道を決めてしまうのもいいのかもしれません。
コメント欄