日テレ「news zero」4月から一新~有働アナから藤井アナへ~
先日、わが子の旅立ちを見届けてきた。
遠くに行ってしまうと思うと、
いろんな思い出が頭をよぎって、
空港で涙が出た。
就職でわが子を見送る親の心境が初めて分かった。
ほんとに悲しかった。。。
もう帰ってこないのではと思えるくらい、
寂しい気持ちが、胸を締め付けた。
今まで、スポーツを続けてきた縁で朝夕の送迎をしたり、
雨がひどくなれば、電車が止まる関係で、
学校に迎えに行ったり、
怪我をしたといっては、
急遽迎えに行ったり。。
特に幼かったころはいろんなところに出かけた。
そんな思い出がいっせいに込みあげてきて、
涙をこらえることができなかった。。。
また5月の連休には帰ってくる。
それまでは、
わが子の信じた道を応援してあげよう。
もうわが子の姿を間近で見ることや背中を叩いて、
応援してやることはできないけれど、
心の中で、「頑張っているか?お父さんが応援しているぞ」と、
語り掛けていきたい。
また、会える日まで、
頑張るんだぞ。
3月は卒業シーズン。
学校に限らず、いろんなところで卒業を迎える。
そんな中、
仕事が遅くなったり、わが子のスポーツの送迎の関係で遅くなったりしたとき、
欠かさず見ていた「news zero」。
「ゼー~ ロー~ 」という冒頭アナウンスが耳に焼き付いている。
そんな「news zero」のメインキャスターを務めていたフリーアナウンサーの有働アナが、
28日の放送をもって約5年半務めた「news zero」を卒業。
放送内で番組への思いを語った。
後任は同局の藤井貴彦アナが務めるという。
有働アナは、2018年3月にNHKを退職し、その年の10月に「news zero」のメインキャスターに就任。
約5年半、日本テレビの“夜の顔”としてニュースを伝えてきた。
卒業の理由については、
「気づけば現在54歳!
次の新たなことにチャレンジする時は今しかないと考え、
1年半前から相談させていただいていて、
わたくしのわがままを聞いてくださり、
このたびnews zeroが快く送り出してくれることになりました」
としている。
私ももうすぐ50歳。
新しいことを始めるには、絶好のタイミングだと思う。
いいなと心底うらやましく思ってしまう自分がいる。
できるならば、自分もトライしてみたい。
そんなことをしみじみ思ってしまう今日この頃。。。
また、
「news zero」の番組の終盤にあいさつした有働アナは、
「みなさんには1つだけ」として、
「いろんなところに取材に行かせていただいたんですけど、
一生忘れられない取材が戦地ウクライナに行ったこと」と明かした。
その理由について、
「空襲警報が鳴る中で、ある覚悟を決めて行ったんですけど。
とにかく行って思ったことは、
戦争というのは始まったら止めることは非常に難しい。
だからこそ戦争が始まる手前の気配を感じて、そこで引き戻らないといけない。
その気配を感じて、戦争が止めることができるのは私たち一人一人、偉い人じゃなくて国民。
その気配を感じるために情報源の一つとして、
この『news zero』がみなさんの生活の中にあることを希望しています」
と語った。
そうだなとあらためて共感。
後任として、3月いっぱいで日本テレビを退社する藤井貴彦アナが決まっている。
フリーとなる藤井アナは、4月から有働由美子キャスターの後任として『news zero』でメインキャスターを務める。
22日放送の同局系報道番組『news every.』に生出演。
藤井アナは「全国版の『news every.』で、
「皆さんにお目にかかるのはこれで最後となります。
14年にわたってチャンネルを合わせてくださった皆さん、本当にありがとうございました」とにっこり。
「いつかこの日が来ると思って自分の中で何年も準備をしてきましたので、
無事にピリオドを打ててよかったと思っています。
来週からは鈴江さん、そして全国の仲間のキャスターにバトンを渡します。
これからも『news every.』をよろしくお願いします」
と呼びかけた。
さらに、最後のあいさつで、
「14年間本当にありがとうございました」と改めて共演者や視聴者に感謝。
「自分のことを言うことが苦手だということが分かりました。
いい言葉、自分のために作ってみようかなと思ったんですけど、ここ2、3日全然出なくて。
やっぱり誰かの背中を押すことしか自分にはできないのかなと。
だから一緒にいる仲間がすごくありがたかったです」としみじみ語った。
「陣内さんがいなかったら、私『news every.』14年間やれてなかったと思います」とし、
苦楽を共にしたキャスターを務める陣内貴美子への思いを告白した。
また、「news zero」に向けて、
「(来年)4月からは舞台を『news zero』に移しまして、皆さんにお会いすることになりました」と説明。
「私にとっては驚きの移籍で不安もありますが、歴史ある番組を任せてもらえることを力に変えて前進して参ります」
と力強く語った。
藤井アナは、「好きな男性アナウンサーランキング」で1位に輝き、
『news every.』のメインを14年間務める“日本テレビ史上最長の夕方の男”を言われる。
これが、初の夜番組担当となる。
同期には、
現在フリーの羽鳥アナがおり、ともに身長が180センチを超えることから、
「日本テレビのツインタワー」と称されているという。
『行列のできる相談所』に出演し、羽鳥慎一アナらとスペシャルMCを務めたこともあった。
横並びの絵に、藤井アナと羽鳥アナは声をそろえて「お~」。
羽鳥アナは「入社1年目以来。並ぶことはないですね」とフレッシュな気持ちを明かした。
フリーの先輩でもある羽鳥アナからのアドバイスは「絶対4月以降、仕事はくる。1年間は……」といい、
藤井アナは「怖い」と震え上がった。
そして、羽鳥アナは「私、3月に退社しました。その年の秋の学園祭7校くらい呼んでもらった。
2年目はzero」と機転の利いた返しをして見せた。
そこに、徳光和夫氏もVTR出演。
日本テレビの大先輩から見た藤井の評価は、
「持って生まれたセンスだと思うんだけども、スポーツ中継のリズム感は藤井が非常に確かなものを持ってた。
羽鳥にはなかった」とぶっちゃけて、笑いを誘った。
フリーになってよかったことは、
「一番驚いたのは、こんなにもらっちゃっていいの? っていうのような、びっくりした収入。
そこで驚かずにきちんと蓄えて、将来のために使っていただきたい」とアドバイスを送った。
退社を選んだ理由を、
藤井アナは
「実は『news zeroに移籍してくれないか?』と言われたんです。
ただ、news zeroは月曜日から木曜日まで夜担当なので、家でご飯を食べることも、
友人と飲みに行くことも週4日なくなる。
これ人生変わるなと思いまして、『フリーになることも一緒にご検討いただけませんか?』と会社に戻したんです。
つまり、フリーのことも委ねた。
そうしたら『news zeroを担当する。フリーも認める』ということで今に至っています」と説明した。
フットボールアワーの後藤輝基から、
「ちょっと前からフリーになって(実力を)試してみたいなっていうのは?」と聞かれると、
藤井アナは、
「全くありませんでした。news every.を4月以降も続けていたら、多分フリーじゃなかったんじゃないかな」といい、
共演者を驚かせた。
退職金は「30年間勤めてきましたので、ある程度のお金はいただけることになりました」と答えた。
今後についても、
「東京周辺のお仕事はエージェント契約なんです。東京以外の仕事は個人事務所で受けることになります。
(芸能界は)恐ろしい世界だと聞いておりますので、
まずはnews zeroに全力投球したい。
地に足を踏み固めてから進めていきたい。全然浮かれていません」
といい、気を引き締めた。
平日夜は、
21時台は、NHKの「ニュースウオッチ9」、
22時台は、テレ朝の「報道ステーション」、
そして、23時台は、日テレの「news zero 」
をよく見るのが私のほぼ日課。
スポーツが好きなので、各局のスポーツ特集を好んで見る。
一日何が起こったのかが把握できるし、
キャスターによって、考えていることに違いがあって面白く、
なんといっても、ためになることが多い。
コメンテーターも気になるけれど、
各局の力の入れ様がその日のニュース番組で、
最近よく分かるようになった。
藤井アナも「news.every.」に出演して、好きなアナウンサーの1人。
家族と夜ご飯を楽しむ時間が少なくなるけれど、
残りのアナウンサー人生、
活躍の場を広げていただきたいと願うばかりだ。
わが子にも一言。
同期と切磋琢磨して、立派な社会人になってほしい。
「自分の信念を貫け」
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