
はじめに
趣味でランニングを続けていると、あるタイミングで必ず気になってくるのが「カーボンプレート入りシューズ」ですよね。トップ選手が履いている厚底シューズや“スーパーシューズ”に憧れつつ、「本当に自分レベルでも履きこなせるのか?」「値段も高いし失敗したくない…」と、なかなか一歩を踏み出せないランナーも多いはずです。
そんななかで私が選んだのが、今回レビューする [アシックス]ユニセックス大人 MAGIC SPEED 5ランニングシューズ。アシックス公式でも「軽量で反発性・操作性を求めるランナー向け」「自己記録更新を目指すランナーにおすすめ」「はじめてのカーボンプレート入りシューズにも」と紹介されているモデルです。
さらに、Amazonでも メンズランニングシューズ部門で上位に入り、過去1か月で50点以上購入されている人気モデル として掲載されており、「新作なのにすでにたくさん売れている」勢いのある一足でもあります。
実際に履いてみると、第一印象はとにかく 軽い・進む・疲れない。練習でのペース走やロング走で何度も試した結果、「次に出る鹿児島マラソンは、このシューズで勝負しよう」と迷いなく決めました。
本記事では、そんなMAGIC SPEED 5を 忖度なし で、細かな履き心地や特徴まで超詳しくレビューしていきます。
第1章 レビュー ~履いた瞬間にわかる「軽さ」と“前に転がる”推進力~

MAGIC SPEED 5を初めて足に入れた瞬間に感じたのは、「え、こんなに軽くて大丈夫?」という驚きでした。前作のMAGIC SPEED 4と比べて、約50gの軽量化(27.0cm片足で約245g→約196g)を実現しており、手に持った時点でもわかるほどの軽さです。 それでいて、ペラペラの軽量シューズにありがちな「心もとない感じ」はほとんどありません。むしろ、足を入れるとアッパーがしっかりと甲を包み込み、ミッドソールが適度な厚みと安心感を与えてくれます。
いざ走り出してみると、このシューズの本領が一気に開花します。ゆっくりジョグから入り、少しずつペースを上げていく過程で感じるのは、接地した瞬間からコロンと前に転がるような推進力。これは、ミッドソールの上層に高反発素材「FF LEAP」、下層にクッション性と安定性に優れた「FF BLAST PLUS」を組み合わせた二層構造と、再設計されたカーボンプレートの相乗効果によるものです。
「カーボンプレート=上級者専用でピーキー」というイメージを持っていましたが、MAGIC SPEED 5はそのイメージを良い意味で裏切ってくれました。確かに反発は強いのですが、“勝手に暴走する感じ”ではなく、あくまで自分のリズムの中で前に押し出してくれる感覚。キロ5分半くらいのゆったりペースでもちゃんと反応してくれるので、「普段のジョグから使えるレベルの扱いやすさ」を持ちながら、「ペースアップするとグッと伸びる」余裕も兼ね備えた、バランスの良い一足だと感じました。
走っていて、とにかく疲れない。体がハイになった瞬間、どこまでもこのシューズで走れる感じがしました。悪いところは特に見当たらず。マラソンランナーの足のことを考えてくれているといった逸品です。
シューズのイメージイラスト①:サイドビュー
/ ̄ ̄\ < MAGIC SPEED 5(横から)
__/ 🟢 \____
/ ┌────────┐ \
| / エンジニアード /| ← 通気性のよいメッシュアッパー
| / メッシュ / |
| ─────────── |
| 🧱 FF LEAP(上層) | ← 高反発フォーム
| 🧱 FF BLAST PLUS(下層)| ← 安定したクッション
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👣
✔ 圧倒的な軽さがもたらす「脚の回転の良さ」
MAGIC SPEED 5の軽さは、数字以上に“体感が軽い”タイプです。
- 足を前に出すときに、シューズの重みをほとんど感じない
- 腕振りと脚の回転がリンクしやすく、ストライドもピッチも自然に伸びる
- 特にビルドアップ走で、後半ペースを上げたときに「まだ足が残っている」と感じやすい
軽量化されただけでなく、ミッドソールの厚み(スタック)が前作の約43.5mmから約37.5mmへと6mm薄くなったことで、接地感が増し、「路面をしっかり捉えている」という安心感もあります。
✔ カーボンプレートの“しなり”が生む自然な前進感
初カーボンでも扱いやすいプレート設計
MAGIC SPEED 5に搭載されているカーボンプレートは、上位モデルのMETASPEEDシリーズよりも あえて柔らかく、屈曲しやすい設計 になっています。プレート前足部が二股構造になっていることで、足の動きに合わせてしなり、踏み込み過ぎてバタンとつぶれる感じが少ないのが特徴です。
実際に走ってみると、
- 「ガツン!」と跳ねるというよりは、“パンッ、パンッ”とリズムよく反発が返ってくる
- 接地から蹴り出しまでがスムーズに繋がり、足が自然と前に運ばれる
- カーボン特有の“クセの強さ”が弱めで、フォームが多少乱れても制御しやすい
という印象で、「初めてカーボンプレートを試したい市民ランナー」にとってちょうどいい塩梅のチューニングだと感じました。
シューズのイメージイラスト②:ソール構造
【MAGIC SPEED 5 ミッドソール断面イメージ】
足
👣
│
▼
┌───────────────────┐
│ FF LEAP(高反発・軽量フォーム) │
├───────────────────┤
│ カーボンプレート(しなる&二股形状) │
├───────────────────┤
│ FF BLAST PLUS(クッション&安定) │
└───────────────────┘
地面
第2章 実走で感じた「疲れにくさ」と“脚が残る”不思議な感覚

ランニングシューズの評価は、「その日どれだけ速く走れたか」だけでは決まりません。むしろ大事なのは、20km走った翌日にどれだけ疲労が残っているか、そして「また走りたい」と思えるかどうかです。この観点で見ると、MAGIC SPEED 5はかなり優秀だと感じています。
私が試したのは、ペース走(キロ5:00〜4:40前後)での15km、ゆっくりめのロング走(キロ6:00前後)での20km、そして変化走やビルドアップなど、実際のフルマラソンを意識した練習メニューです。共通して感じたのが、走っている最中の“脚の重さ”が出にくく、終盤まで比較的楽にペースを維持できること、そして 翌日の脚のダメージが少ないこと でした。
その理由は、ミッドソールの二層構造と、前作より薄くなったのにむしろ安定しているソール設計にあると感じます。FF LEAPの高反発性が蹴り出しを助け、FF BLAST PLUSが着地衝撃をうまく受け止めてくれるため、「反発は強いのに足にズドンと来ない」という絶妙なバランスが生まれているのです。さらに、アッパーのエンジニアードメッシュが柔らかく足を包み込み、足の甲や小指、かかとなどへのストレスを減らしてくれることで、長時間走っても擦れや痛みが出にくくなっています。
✔ ロング走でわかる「脚の残り方」
H4:20km走ってもまだ余裕がある
MAGIC SPEED 5をロング走で使ってみると、後半の体感が今までと明らかに違いました。
- 15kmを超えたあたりでも、脚が重くなりにくい
- 着地の衝撃で足裏がじんじん痛くなることが少ない
- フォームが大きく崩れず、最後まで“前へ押し出されている”感覚が続く
これは、ミッドソールとプレートの組み合わせが、「上下動を抑えながら前方向にエネルギーを流す」ように設計されているからだと感じます。実際、ランニングメディアのレビューでも「上下動が抑えられ、長距離で脚が後半まで残る」といったコメントが見られ、同じ印象を持つランナーが多いようです。
シューズのイメージイラスト③:前へ転がる感覚
着地 体重移動 蹴り出し
👣 ↓ 👣 → 👣 ➡➡
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ソールがコロンと前に転がるイメージ
✔ アッパーのフィット感と“ストレスの少なさ”
アッパーには エンジニアードメッシュ が採用されており、足当たりが非常に柔らかいのが特徴です。
- 足の甲を優しく包み込むが、必要以上に締め付けない
- 通気性が高く、汗をかいても内部がムレにくい
- シュータン周りも厚すぎず薄すぎずで、紐をしっかり締めても痛くなりにくい
長時間のランニングでは、わずかな“当たり”や摩擦が大きなストレスにつながりますが、このシューズではそれがほとんど気になりませんでした。特にロング走の終盤、足が少しむくんできても窮屈感が少なく、「まだいける」と気持ちを前向きにしてくれます。
✔ 疲れにくさが「翌日」にも効いてくる
階段で「あれ?脚が軽い」と感じた
ロング走の翌日に階段を降りたとき、いつもと違う感覚がありました。
- ふくらはぎの張りがいつもより明らかに軽い
- 太ももの前側(大腿四頭筋)の筋肉痛が弱い
- 足裏のダルさ・じんじんした感じが出にくい
「シューズ一つでここまで翌日の疲労感が変わるのか」と正直驚きました。もちろん、走る距離やペースにもよりますが、MAGIC SPEED 5は “頑張って走ったのに、ダメージは少なめ” という、ランナーにとって最高のご褒美をくれるシューズだと感じます。
第3章 鹿児島マラソン本番で、“自己ベスト更新予想のシューズ”になりうる理由

鹿児島マラソンは、コースのアップダウンや風、気温など、さまざまな要素が絡むタフな大会です。フルマラソンで一番重要なのは、「どのシューズを履くか」ではなく、「後半30km以降にどれだけ脚を残せるか」。しかし、その鍵を握るのが結局シューズ選びであることも、走れば走るほど痛感します。
MAGIC SPEED 5を何度も練習で使ってみて、「これは本番でも十分に戦える」「むしろ、このシューズだからこそ後半勝負ができる」と確信するようになりました。理由は大きく3つ。(1)軽さと反発のバランスがよく、30km以降でも腕振りと足の回転を維持しやすいこと。(2)カーボンプレートの推進力が“扱いやすい”レベルで、失速しにくいフォームを自然に誘導してくれること。(3)アッパーとミッドソールの構造のおかげで、レース後のダメージが少なそうだと感じることです。
ここでは、鹿児島マラソン本番を想定しながら、「なぜ私がこのシューズで走ることを決めたのか」「どんなレース展開をイメージしているか」を、具体的なシーンとともにお話ししていきます。
✔ 前半は“抑えめ”、中盤〜後半で生きるMAGIC SPEED 5の持ち味
フルマラソンでありがちな失敗は、「前半突っ込み過ぎて、30kmで失速するパターン」ですよね。MAGIC SPEED 5は、むしろ “抑えめのペースでこそ良さが出る” シューズだと感じています。
- キロ5:30〜5:00あたりでも、しっかり反発を感じられる
- 脚に無理な負担をかけずに、コツコツと一定ペースで刻みやすい
- 中盤〜後半に入っても、フォームが大きく崩れずリズムを維持できる
鹿児島マラソンでは、前半は景色と雰囲気を楽しみながら、やや抑えめの“余裕あるペース” で進み、25〜30kmあたりから徐々にペースアップしていくイメージを持っています。そのとき、MAGIC SPEED 5が持つ「軽さ」「前への転がり感」「扱いやすいカーボンの反発」が、きっと大きな味方になってくれるはずです。
シューズのイメージイラスト④:レースモード
🏁 鹿児島マラソンをイメージしたシューズ
/ ̄ ̄ ̄ ̄\
__/ 🟢MAGIC \___
/ 🟡 SPEED 5 🟠 \
| 🏃♂️💨 レース仕様 |
\_____________________/
👣👣👣 → ゴールへ!
✔ レース用にも練習用にも使える“万能さ”
「これ1足で練習〜本番まで」を現実にしてくれる
MAGIC SPEED 5の強みは、「レース用シューズでありながら、練習にもガンガン使える」点です。
- ペース走、テンポ走、ロング走、インターバルまで幅広く対応
- レース本番に近い感覚で練習できるため、“本番だけ違うシューズ問題”が解消
- コスパ的にも、1足でいろいろなメニューを回せるのがありがたい
上位のMETASPEEDシリーズは、価格も性能も“完全レース仕様”で、日常練習で使うには少し気が引ける存在ですが、MAGIC SPEED 5はちょうどその一歩手前の位置付け。**「市民ランナーが背伸びしすぎずに使えるレース&トレーニング兼用シューズ」**として、非常にバランスが良いと感じます。
✔ Amazonでも上位に入る“理由のある人気”
Amazonの売れ筋ランキングでは、ファッション全体で2,000位台、メンズランニングシューズでは30位台に入っており、発売から間もないながらも 「過去1か月で50点以上購入」 されている人気ぶりがうかがえます。
レビューでも、
- 「軽さと反発のバランスが良い」
- 「練習にもレースにも使えてコスパが高い」
- 「上位モデルはまだ早いけど、一歩ステップアップしたい人にちょうどいい」
といった声が多く、私自身の使用感ともかなり一致しています。ブランドとしてのアシックスは、Amazonでも高い評価と購入実績を持っており、信頼性の面でも安心して選べる一足です。
おわりに ――もっと早く買っておけばよかった一足
MAGIC SPEED 4を履いていた友人から「とにかく走りやすいし、後半の脚の残り方が全然違う」と以前から勧められていたこともあり、シリーズ自体に強い興味を持っていました。
そんな折、新作となる MAGIC SPEED 5 が登場したという情報を知り、「これは試さないわけにはいかない」と思い立ち、まずは店舗へ下見に向かいました。実際に手に取ってみると、見た目の軽さとフィット感にさらに魅力を感じ、その場で購入を決めかけたほどでした。
しかし、価格を比較してみるとネットのほうがかなりお得だったため、最終的にはネットで即購入しました。こうして手に入れたMAGIC SPEED 5は、期待以上の履き心地で、今では本当に買ってよかったと心から感じています。
MAGIC SPEED 5を履いて走るようになってから、正直なところ「どうしてもっと早くこのシューズに手を出さなかったんだろう」と本気で思っています。
まず一番驚いているのは、今までと同じ距離・同じペースで走っているのに、脚の疲れ方がまるで違うこと。20km前後のロング走をしても、翌日に感じる脚のダルさや筋肉痛が明らかに軽く、「あれ? これならもう1本走ってもいけそうだな…」と思えるくらいです。カーボンプレート入りシューズというと、“速く走るためのシューズ”というイメージが先行しがちですが、MAGIC SPEED 5は 「速さ」と同時に「疲れにくさ」もきちんと両立している と感じます。
履き心地も最高で、アッパーが足を優しく包み、走っている最中にシューズのことを忘れてしまうくらいストレスがありません。ミッドソールのクッションと反発のバランスも絶妙で、一歩一歩の接地が気持ちよく、走っているだけでテンションを上げてくれる“相棒”的な存在になりました。
「鹿児島マラソンでは、この一足で自己ベストを更新したい」。今はそんなワクワクした気持ちで、日々の練習に取り組めています。もしあなたが、「もう一段階上の走りを目指したい」「レース本番を意識したシューズが欲しい」「でもいきなり超高価なトップモデルに行くのは不安…」と感じているなら、[アシックス]ユニセックス大人 MAGIC SPEED 5ランニングシューズ は、間違いなく有力候補になるはずです。
今の率直な気持ちを一言でまとめるなら——
「今びっくりするほど足が疲れない。もっと早く買っておけばよかった」。
この一足が、あなたのランニングライフと次のレースを、きっと新しいステージへ連れて行ってくれると思います。
以上、忖度なしのレビューを初めて書いてみました。
よく言うと、気になるところは「シューズの色がオレンジがない」というところでしょうか。
実際に自分の手で触って、足にフィットさせて走ってみるのが一番です。
リンクを貼っておきます。気になる方はこちらからどうぞ。

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