こっちのけんと、初紅白出場!!兄と比べられて大変だったという・・

兄も有名で、父もバリバリのビジネスマン

こっちのけんと。

5月にリリースした「はいよろこんで」がTikTokで人気に火が付くと、

YouTubeではミュージックビデオが1億2600万回以上再生されるなど爆発的人気を誇っている。

そんな今や、爆発的な人気のこっちのけんとだが、兄が兄だけに、職業に悩んだ時期があったという。

「兄って、頑張れば頑張るほど世の中にいい作品が残って、家族もそれ見て、

おじいちゃんおばあちゃんもそれ見て褒めて玄関に飾ったりっていうのを目の当たりにして」

と兄の仕事内容と自身を比べて悩んでいた。

父も父で、偉大な人だったらしい。

コンサルタントだった父に憧れ、大学卒業後コンサル会社に勤務した。

「コンサルって職業柄、自分のやったことって社外秘というか。家族にも言っちゃいけない情報もあるから、

自分の頑張った功績みたいなものを家族に伝えられなかった」と。

「だからそういうのもあって父からのプレッシャーというか試練というか。

自分も“コンサルになろう”と思って目指した」と明かした。

実際にコンサル会社に勤務し、

「兄がデビューした後に一旦サラリーマン。要は一般職について働いていこうと。全うしていこうと」

と頑張った時期もあったという。

大学時代に所属していたアカペラグループでは全国大会2連覇。

卒業後に上場企業に就職したが、双極性障害(そううつ病)を発症し退社。

本当にやりたいことを追いかけ、アカペラを動画で配信する活動にシフトした。

「俺の仕事、家族には届いてないって思ってそこで(仕事を)1回辞めちゃって」と葛藤の末、退職。

理想を追いかけた会社員時代を「あっちのけんと」と位置づけ、やりたいことしか続かないと気づき始めてからを

「こっちのけんと」と区別。それが芸名の由来だ。

過去にバックコーラスで紅白に出たことはあるが、今回は自分でつかんだ夢舞台。

兄も立ったステージを全力で楽しむ。

そんな苦い過去があるから、今の人気度があるのかもしれない・・

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