アカデミー賞で快挙~「ゴジラー1.0」が視覚効果賞を受賞!~
ゴジラが遂にやってのけた!!
映画ではいろんなところで驚かせたけれど、今度はその驚きを喜びに変えてくれました。
ゴジラ ほんとにありがとう。
というのは、第96回アカデミー賞の授賞式が10日、アメリカ・ロサンゼルスで開かれ、
日本の2作品が受賞しました。
宮崎駿監督の「君たちはどう生きるか」は、長編アニメーション賞を受賞しました。
日本アニメがこの賞を受賞したのは、同じく宮崎監督の「千と千尋の神隠し」(2003年)以来、2作目です。
そしてもう一つの受賞作が、山崎貴監督の「ゴジラ-1.0」。
日本の映画として初めて、視覚効果賞を受賞しました。
当ブログでも、「ゴジラー1.0」を紹介しました。
実際に、「ゴジラー1.0」を映画館で鑑賞。
すごい迫力だったので、監督も力が入っているのではと思いながら見ていました。
受賞候補に入るだけでも栄誉とされるアメリカ映画界最大の祭典、アカデミー賞。
日本映画の2作品が同時に選ばれ、最高賞の証であるオスカー像が贈られたのです。
早速、今日のZIPで、山崎監督がご出演。
オスカー像を手にする姿は、やはり映画小僧という感じでした。
水卜アナも興奮。
うれしそうでしたね。
日本映画は低予算で少人数で作られることが多いそうです。
制作した人たちは創意工夫を凝らし、作品を送り出しているといいます。
受賞は日本映画界はもちろんのこと、創作活動に携わる多くの人への励みとなるのではないでしょうか。
「ゴジラー1.0」は終戦直後の日本が舞台。
1954年に初めて姿を現して以来、日本だけでなく世界中を魅了し、衝撃を与え続けてきた怪獣「ゴジラ」。
生誕70周年を迎える2024年に先駆けて公開される日本で製作された実写版ゴジラの30作目『ゴジラ-1.0』の舞台は、
すべてを失った日本。
“その無(ゼロ)が、負(マイナス)になる”。
戦後、無(ゼロ)になった日本へ追い打ちをかけるように現れたゴジラがこの国を負(マイナス)に叩き落す。
史上最も絶望的な状況での襲来に誰が、そしてどうやって、日本は立ち向かうのか。
南の海から襲来するゴジラに、元日本兵らが立ち向かうというストーリーです。
VFX(視覚効果)技術で怪獣の動きや海上の波のうねり、艦船や航空機、街並みを表現しています。
ただ、何が今回すごいことかというと、
ハリウッド作品は巨額な製作費と大勢のスタッフが必要なのに対して、
「ゴジラー1.0」ははるかに低予算で完成したということ。
山崎監督によると、ハリウッドの10分の1程度だったといいます。
さらに、日本の特撮映画は、ミニチュアセットを用いて遠近法の効果を生かす「トリック撮影」の技術が秀でています。
この伝統の技術に最新のデジタル技術を融合させ、
リアルさと低予算を両立させた制作陣のアイデアとセンスは、
日本のものづくりの現場に息づく底力を感じさせます。
また、ゴジラ映画シリーズは、世代を超えて支持され続けています。
戦争や核兵器の象徴であるゴジラを何とか鎮めようとする登場人物の姿が、見ている人の共感を呼ぶのではないでしょうか。
さらに、俳優の浜辺美波さんが12日、東京・羽田空港で行われた出演映画『ゴジラ-1.0』アカデミー賞受賞記者会見にサプライズで登壇しました。
やはり、何度見てもお綺麗です。かわいい。
会見終了間近に、突然ですが、サプライズゲストとして大石典子役を演じた浜辺美波さんが花束を持って登場しました。
オスカー像を手に、
「選ばれたときにびっくりして。皆さん喜んでいるときの表情と監督のすばらしいスピーチが…(笑)ゴジラチームのあたたかさを感じました」
と山崎監督の英語スピーチをいじってにっこりと笑顔。
さらに浜辺美波さんは、
「質問がひとつだけあるんですけど…金のゴジラ像はどの瞬間からか蝶ネクタイをつけていたんですか」と尋ねると、
山崎監督は「友だちがつくってくれたんですけどどこかのタイミングで取れちゃったんです。両面テープで貼ってただけなので」と裏話も披露してくれました。
さらに、実際にオスカー像を手に取った浜辺美波さんは、
「思っていたよりもすごく重たい。みなさん軽々しく・・・ じゃなくて軽々と持って」と照れながら言い間違えると、
山崎監督から
「オスカーを軽々しく持ったって書かれちゃう」とツッコまれる場面も。
「本当に重たい。生で見られる日が来るとは」と終始、浜辺美波さんは感激していました。
ほんとに浜辺美波さんのご活躍はすごいと感じます。
最初見たのは、「君の膵臓を食べたい」です。
可愛いといういうのが第一印象でした。
それが、今や日本を代表する俳優さんに成長。
地元石川県も沸いていることでしょうね。
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