止まらない!!
大手銀行の給与体系が大きく変わろうとしている。
そのおかげもあり、脱・年功序列が止まらないのだ。
大手がこの動きをとれば、地方にもゆくゆくは波及してくるはず。
地方だからといって、ぼやぼやしてられないのが現実。
デジタル化などで業務が多様化する中、
業界の垣根を越えて人材の獲得競争が激化していることが一因。
各行は勤続年数よりも、
担う役割を重視した給与体系に移行。
中途採用も大幅に増やしているという。
入行後は50歳前後で外部に出向・転籍するといった従来の銀行員像は崩れつつある。
メルカリ三菱UFJ銀行は今年度、
行員が自ら選んだ分野で異動なく働き続けられる制度も導入した。
給与は各自の市場価値も考慮して決める仕組みで、専門人材育成を促す狙い。
5年前に勤続年数加算を廃止し、職責重視の給与体系に移行しているばかり。
みずほフィナンシャルグループ(FG)は7月、人事制度を刷新。
ポストごとに付与した等級に基づき支払う「役割給」に給与を一本化し、
年齢や年次にかかわらず昇進・昇給できるようにした。
銀行、証券などグループ内の待遇格差も解消し、社員自らが望むキャリア展開を後押しする。
「働きがいを感じ、挑戦へのモチベーションも上がる」と強調。
三井住友銀行も2026年からの新制度導入を検討する。
「階層」を反映した給与を廃止。
51歳を過ぎると重要な管理職に就く行員以外の給与を一律に引き下げる仕組みも、撤廃する方向。
給与は任される役割に応じて変わり、
実績を上げれば20代で年収2000万円超も可能になるというからすごい。
メルカリ各行は即戦力人材の確保も急ぐ。
三菱UFJは昨年度、前年比2.4倍の338人を中途採用。
今年度は新卒(400人)を上回る600人に増やす計画。
三井住友も昨年度、中途採用を207人に倍増。
みずほ(FG、銀行、信託)は新卒(437人)を超える555人を採用し、今年度も400人超を見込む。
メルカリ
人事院は、国家公務員の成り手不足対策などに関する中間報告をまとめ、
優秀な人材を確保するため、人事制度での能力・実績主義を徹底し、
年功序列的な処遇から脱却するよう提言している。
長時間労働の是正に向けた取り組みの強化を図りたいとの意向らしい。
国家公務員を巡っては、志望者数が減少しているほか、若年層の離職が増加。
民間企業との人材獲得競争が激しくなっている。
そこで中間報告は人材確保策として、
職員の能力や業績に基づく人事制度の適切な運用を提言。
採用年次に関係なく、能力のある職員を重要なポストに登用することや、
職務に応じた給与体系を整備することなどを検討していくと言われる。
メルカリ
コメント欄