全日本大学駅伝 ~駒澤大4連覇~
- 全日本大学駅伝 ~駒澤大4連覇~
- 思うこと
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全日本大学駅伝が、5日行われた。
名古屋市の熱田神宮から三重県伊勢市の伊勢神宮までの8区間、106.8キロで争われた。
結果として、駒澤大学が総合タイム5時間9分02秒で優勝。2度目の4連覇を達成した。
青山学院大学が3分34秒差の2位、國學院大學が3位だった。
序盤で、駒澤大が勢いに乗って、快調に飛ばした。
初出場で1区を任された赤津選手は重圧を力に変えて快走し2区の佐藤選手にバトンを渡した。
その佐藤選手は区間新記録の力走を果たす。
その後もリードを広げ、6区の安原選手らが区間賞を獲得するなど、好調ぶりを見せつけた。
大学三大駅伝の2戦目の全日本。全国から強豪校が参加するだけに、力が拮抗する戦い。
しかし、今年の駒澤大は昨年をしのぐほどの実力校。
スタート時の気温は17度。
昨年より約5度も高かったという。
ランナーには厳しい条件だったにもかかわらず、駒澤大の選手の強さが際立っていた。
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レース後。
史上初となる2度目の4連覇達成に、駒澤大監督の藤田監督が「満点に近い評価を与えてあげたい」と語っていた。
大絶賛だった。
初出場の1区の赤津選手も堂々とした立派な走り。どこからそんな自信がくるのだろうと思わせる程の力走だった。
それからは、駒澤大の独走状態。
他の大学が遅いわけではない。タイム的には、2位以下はそう大差はなかったように思えた。
駒澤大が早すぎるのである。日頃から、相当な練習を積んでいるのであろうと思わせる程、選手皆、早かった。
また、疲れを感じさせなかった。
自分もジョギングが好きで、仕事終わりや休日によく走る。
だからこそではないが、レベルが違い過ぎるのであるが、テレビで鑑賞していて、若い青年の走りは何物にも代えがたい立派なものであることをあらためて感じさせてくれた。本当に立派な走りだったし、襷をつなぐ姿勢に感動もした。
見ていて、走りたくなった。
今年の駒澤は、昨年同様、強さを見せつける大会だった気がする。
来年は、箱根駅伝は100回目大会の大きな節目となる。
駒澤大に果たして死角があるのか。他の大学に追随を許すのか、3冠を果たすのか。
これからも前人未到の戦いが続く。
見ていて、これほど楽しい戦いはないと思う。
来年の箱根駅伝を静かに楽しみにして、熱く本番で応援したい。
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