早朝登山~日の出を目指して~
今日は、いつもの「思うこと」シリーズではなく、休みで早朝登山に行ってきましたので、それを書きます(^^)/
初めて、早朝登山、まだ周りも真っ暗なのでいわゆるナイトハイキングに行きましたが、道中、ほんとにいろんなことがありました。
場所はここ↓になります。
韓国岳が登れない!?
朝、家を3時45分に出ました。日の出が見たくて、一度でいいから日の出を写真に収めたかったためです。
逆算すると、家を早朝というか、真夜中に出ないと韓国岳には朝の5時ごろには着きません。なので、すっごく眠い中目をこすりながら、あくびをしながら家を出ました($・・)/~~~
また、明日仕事だから途中事故とか起こしたら大変なことになるなとか、家族にも迷惑かけるから安全運転で行こう~なんてことを考えながら、車を走らせました。
結局、韓国岳の麓のえびの高原に着いたのは、コンビニとか行ったりしてたので、5時前になってしまいました。たしか、4時40分だったと思います。
で、準備を整え、いざ、出発!!
いつもの韓国岳登山口に着いたところ・・・
ん???
いきなり、ハプニング発生
韓国岳登山口に黄色いロープが張ってあります。
標識に「現在、火山ガスが発生しており、この登山口は立ち入り禁止」とあるじゃないですか
しばらく、呆然と立ち尽くして、え~~~!! ですよ。
真夜中、誰もいない中、大きな声を張り上げました。
それから、慌てました。ヘッドライトで周りを一望すると、「韓国岳は大浪池登山口から登山できます」との標識をなんとか発見。慌てていたので、登山口の写真撮り忘れました。すみません(+_+)
昼間なら人が異様に少ないとか見やすく標識が置いてあったりするんでしょうけど、真夜中です。誰にも聞けない。
前もって、ネットで詳しく調べておけばよかったんですけどね。後の祭り・・
さっき、ここまで来るときに、大浪池登山口の標識を見かけたのですが、一度も行ったことがありません。おまけに、「ここから3.8キロ」とあるじゃないですか!?
最悪です。時間も5時過ぎてるし、登山口も分からないしで、車を飛ばしてなんとか、「大浪池登山口」に到着。
ハプニングの予感・・
大浪池到着。でも・・・
大浪池登山口からは、ラジオを聴きながら、登山開始。急いでたので登山口の写真撮り忘れました(+_+)
初めてのナイトハイキング。周囲は真っ暗。ヘッドライトを照らしているとはいえ、さすがに怖さを感じました。
歩き始めてから、何分くらい経ったでしょうか? 薄暗くなってきてやっと山の中が見えるようになって道もなんとか見えるようになってきました。けど、朝だからか、風が強い・・
で、やっと、大浪池到着(^^)/ 時刻は5時46分
韓国岳日の出は、6時12分。
もうこの時点で韓国岳頂上からの日の出は諦めました。とてもじゃないけど、間に合いません・・
風がすごく強い。
霧もたくさん出ていて、韓国岳を眺めると、分厚い雲が覆っています。
けれど、負けず嫌いな性格。諦めるのが嫌だったので、韓国岳に向かって出発しました。
大浪池から、韓国岳へは東回りコースと西回りコースがありました。東回りはあと3.1km、西回りはあと3.2kmと標識があって、東回りを選択。
だいぶ明るくなって、韓国岳山頂付近が見えました。が・・
雲が厚く、風が強い。
もう日の出の時刻も過ぎていましたが、雲でまだ暗く、太陽は見えません。
時計を見ると、6時25分。ついに諦めました。
山腹で日の出の写真が撮れないかなと思ったのですが、それも叶わず、引き返しました。残念。
ハプニング続出
ここから、悪夢でした。
まず、東回りコースから引き返しました。そして、大浪池に到着。
そこで、しっかりと標識を見ればよかったんですけど。
韓国岳山頂を諦めたので、大浪池で写真を撮りまくったんです。朝日がきれいでした(^^)/
で、なにを考えたのか、なにも考えなかったと思います。そのまま・・
西回りコースを歩きだしてしまったのです。
その道が帰路だと勘違いしてしまったんです。
明るくなっていて、気付かなかったんですよね、その時は。途中で写真撮ったりしていましたので(+_+)
最悪です。西回りコースを帰路と勘違いして、韓国岳登山道に入っていました。心の中では、「なんかこの道通ってないのでは?」と思いながら、「いや、そんなはずはない」と・・
で、ドツボにはまってしまって。スマホでもGPSを確認すればよかったんですけど、それもせず。
気が付けば、「韓国岳まであと0.9km」とあるじゃないですか!?
「いや、これはおかしい」「迷った」と初めて気づきました。
で、山の中で、GPSを確認すると、韓国岳に登っている。当たり前です。
道中、何か所も分岐点があり、そこでも迷いました。結局、その分岐点も折り返すことになりました。
引き返しました。来るはずじゃなかった西回りコースを引き返しました。
そして、また、大浪池に到着。もう頭はパニックです。膝もガクガクです(*_*)
迷ったのは、人生で初めてでした。遭難された方の気持ちがほんの少しですけど、分かりました(+_+)
大浪池でパニックになっていると、二人の夫婦の方が登山をされていたため「大浪池登山口はどこに向かえばいいですか」と聞くことができました。
ご主人と思われる男性が「そこに建屋が見えるでしょ。そこを下に降りればいいよ。あなた、西回りから来たの?下りるのに、ここから2.3kmくらいあるよ。気をつけなさいね」と教えていただきました。本当にありがとうございました。
こうして、やっと下山することができたのです。
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