大谷翔平選手、今季残り試合欠場 ~2度目の右ひじ手術か?~
- 大谷選手がけがで故障者入り
- 思うこと
- 大谷選手がけがで故障者入り
今や、日本中の誰もが知る人となった大谷翔平選手が、けがで故障者入りとなり、今季は残り試合をすべて欠場することになった。大谷選手が故障者入りとなるのは4年ぶりとなる。2019年3月に1回目の右ひじの手術(トミー・ジョン手術というらしい)を受けて以来となる。今季のその後は、2回目の右ひじ手術をうける可能性が高いという。
大谷選手は、8月23日に右ひじの内側側副靭帯損傷が検査で発覚したが、本人の意志もあり、打者として、そのまま出場していたが、9月4日の本拠地での打撃練習で右脇腹を痛めた。
エンゼルス6年目の今季は、今年3月のWBC(ワールド・ベースボール・クラシック)で、侍ジャパンが世界一に輝き、まだ記憶に新しい。大谷選手は言わずとも知れず、世界一に多大な貢献を果たした。開幕後も投打の二刀流でフルで活躍。投手としては、10勝5敗(防御率3.14)。打者としては、リーグ最多の44本のホームランを放ち、打率304,打点95、20盗塁という絶大な好成績を残した。
- 思うこと
こんな日本人が今後生まれるのかと言ってもいいほど、すごい記録を大谷選手は残しているし、記録だけではなく、大谷選手の素行のすべてが日本人に新鮮に思え、好印象を残し、誰もがファンになるスター性を彼は持ち合わせていると思う。天才とはこのような人をいうのだと改めて実感させられる。
ただ、ここまでくるのに一筋縄だったわけではなく、高校の時から逸材といわれてきたにもかかわらず、成績が思い悩んだ時期が続き、ひたすら練習に励んだという。野球のためなら、野球以外のことはすべて二の次として、疲れたら休む、睡眠をとる、しっかり自己管理された食事を摂る、トレーニングに励む、ゴミが落ちていたら片付ける、野球に人生を賭けたそういう姿が、誰の目にもスターとして映るのだ。
まじめだけど、まじめすぎない。他の選手とのコミュニケーションも人一倍大事にしているというし、おどけるときは他の仲のいい選手にちょっかいを出すなど、こっけいな言動にも、ファンから愛される一因だと感じる。通訳の水原一平さんとの相性もいい。恒例のベンチに帰ってきたときにかぶる兜は水原氏が考案、手配したものだという。大谷選手がかぶるとよく似合い、ほっこりする。
クラブハウス内のロッカーからバット、スパイクなどの私物をすべて持ち去ったという。今季のオオタニ・ショーヘイは見納めだ。ただ、来年どこの球団に移籍するにしても、侍としても、メジャーにとっても、偉大なるスターには変わりない。来年以降も手術を乗り越えて、また元気にグラウンドに帰ってきてくれるのを待とう。
WBCで元気と勇気をありがとう。また、おかえりと言える日が来る日まで、すべてのファンがあなたを待っているはずです。
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