サッカー男子日本代表SAMURAI BRUE~北朝鮮戦が平壌開催で決定! 勝てるか日本!~
心配していたことが、現実となってしまった。
サッカー男子日本代表のワールドカップ二次予選の相手、北朝鮮との戦いが、
アウェイの北朝鮮で行われることに決まったからだ。
まだ、未だに勝ち星がない日本。
このままで本当に大丈夫か・・・
もともと、日本は3月のW杯アジア2次予選で北朝鮮とのホーム&アウェー戦を予定していた。
21日に東京・国立競技場で、26日にアウェーで北朝鮮代表との対戦が決まっていた。
しかし、3月になってもアジア・サッカー連盟(AFC)からは、アウェー北朝鮮戦での試合会場について正式決定の報告を受けられず。
5日にはAFC理事たちが候補地の平壌を訪れて競技場を視察していたのである。
北朝鮮との戦いの場がなかなか決まらない理由が他にもあったのかもしれない。
アウェー北朝鮮戦を巡る“ドタバタ劇”は女子日本代表「なでしこジャパン」でも噴出。
パリ五輪アジア最終予選で北朝鮮と激突したなでしこジャパンはアウェーの第1戦を、
当初平壌の金日成競技場で開催予定だったが、
日本サッカー協会は試合約2週間前になって急きょ未定になったと発表。
なぜか理由がいまだに分からないまま。
その後は中立地として中国・大連が有力となるも中国側が断ったため、
一週間前になっても決まらないという前代未聞の事態に発展してしまう。
最終的には決戦3日前になって、ようやく“アウェー”扱いとなるサウジアラビア・ジッダでの開催が決定。
選手の長距離移動や暑熱対策が心配されたが、
“アウェー”扱いのジッダでの第1戦をなんとか0―0で乗り、
ホームでの第2戦を2―1で制し、
2大会連続6度目の五輪出場をなんとか決めることができたからよかった。
SAMURAI BRUEはどうなるのだろう。
男子日本代表の北朝鮮での試合は11年11月以来13年ぶりとなる。
過去の4戦は2分け2敗と未勝利&無得点という厳しい結果に終わっている。
あの独特の北朝鮮の雰囲気。
他国が入ってきたという敵対心丸出しの形相。
一見すると、スポーツの度を越えているのではと思ってしまう。
マナーの悪さに関しては、特に選手が可哀そう。
しかし、そんな中でも、選手は日本を背負って戦わないといけない。
重圧を力に変えて、日本のために戦ってほしいと願う。
ラフプレーがあまりに激しい時は、世界中から非難の嵐を受けるにちがいない。
日本はいつも通り、紳士的にフェアプレーを継続して、勝利を目指していけばいいと思う。
日本という強豪に勝ちたいから、
北朝鮮も必死になってやってくるというのは理解できる。
だからこそ、北朝鮮も堂々とフェアプレーで勝負するべきだ。
あえて怪我をさせる行為は、スポーツとはみなされない。
しっかりわきまえてほしい。
サッカー選手の寿命はただでさえ短いと言われる。
W杯を目指したいからこそ、行きたくもないところにも行って、戦わなければならないのだ。
そんな選手の心境をしっかりつかんで、サポーターやファンも必死に応援するべきだと思う。
敵地の雰囲気に飲み込まれず、
頑張ってほしい。
それだけを願いたい。
大変なニュースも入ってきている。
日本代表の北中米W杯アジア2次予選アウェー北朝鮮戦(26日、平壌・金日成競技場)が中継されない可能性が高くなった。
昨日12日、複数の関係者が明かしたという。
理由はこうらしい。
アジアサッカー連盟(AFC)が11日、未定だった会場が平壌に決まったと両国協会に通達したが、
国連や国が北朝鮮への経済制裁措置を科しており、地上波、インターネット配信を含めた同戦の放映権契約が暗礁に乗り上げたという。
関係者は「北朝鮮との取引について国連の制裁措置が取られている。今回の試合中継についても実現は極めて難しい状況だ」と説明している。
W杯予選で複数の試合が国内で中継されないとなれば、日本が初めてW杯に出場した1998年フランス大会以降で初めてだ。
アウェー戦の開催地が確定し、準備の面では一歩進んだ形のSAMURAI BRUE。
だが、インターネット配信も進んだ中、試合が見られない事態となれば、日本サッカー界にとっても大きな痛手となりそうだ。
そこまでして、ホームアウェイ戦を予選の段階でしないといけないのかと言いたくなる。
ただでさえ治安の悪い北朝鮮。
そんな国に日本選手を入れ込むのは危険極まりない気がする。
もし、選手たちに何かあったら誰がどう責任を取るのか。
まだ二次予選。
最終予選まで、選手たちのコンディションなどを考慮するなら、なんとか放映できるように各国が何らかの手を打って、
世界に放映すべきだ。
そうすれば、北朝鮮の選手たちも、ラフプレーに気を遣って、荒い行為が減るのではないかと思う。
テレビ放映がないと知れば、北朝鮮もやりたい放題だ。
26日がアウェイ戦。
まだ時間は残っている。
各国、関係者がなんとか平和に安全にサッカーができるように、
連携を図ってテレビ放映のある中継を実現してほしい。
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