サッカーアジアカップ ~次はワールドカップでリベンジだ~

サッカーアジアカップ ~次はワールドカップ予選でリベンジだ~

悔しい結果となってしまった。

イラン相手に1-2で惜敗。

ライブ中継で試合を見ていたが、残念ながら、相手に勝つという意識が薄かったのではないかと感じた試合だった。

一方のイランは、日本を相当攻略してきたのか、選手の弱いところを突く。それを徹底していたかのような試合ぶり。

イエローカードをもらった選手はあともう一枚もらうと次の試合に出ることができない。

そのことを分かっていたうえで、イエローをもらった選手を叩き、その弱点を突く。

相手が一枚上だったことは今回の試合で教わったことだ。

板倉選手はもっとレベルアップして絶対帰ってくる

今回の敗因は、正直に言えば、日本不動のCB板倉選手の動き。

前半を1点リードして折り返した日本だが、実は追いかけるイランはすでに反撃の糸口を見つけていたに違いなかった。

大きなヒントになったのは、39分のプレー。背後を狙ったロングボールへ対応しようとした板倉選手が、イランにブロックされて潰れ、フリーでシュートに持ち込まれた。

シュートはたまたま枠を外れたが、後半からイランは板倉選手の背後を突く攻撃を徹底してきた。

途中でふと気づいたのが、板倉選手がイランと競り合った時に足を痛がっていた時の表情。

ここで、足を負傷したのかと思った。

そこからだ。

板倉選手のいつもの動きが出てこないのは。

いつもであれば、危ないというときにいつも芽を摘んでくれていた板倉選手。

それが、そのプレーの後、ほとんどそれが見られなくなった。

背後を付かれ、動きも重たい。

いつもの俊敏さが見られない。

もう一人のCB冨安選手がその穴を埋めていたが、それも限界を感じた。

なぜ、交代のカードを切らなかったのか。

分からない・・・

しかし、もうすぐW杯の2次予選が始まる。

不動のCB板倉選手は、もう一度所属チームに戻って、皮がむけた状態でレベルアップして帰ってくると信じている。

それが、プロ。

A代表の証だ。

今回の敗因は熱量不足

最大の要因は、やはり気持ちの部分、メンタリティではないか。

後半、同点に追いついて勢いに乗るイランに圧倒され、流れを全く食い止められなかった。結果的にPKが決勝点となったが、他にもピンチは何度もあった。

実際、DFの冨安選手は試合後に「ピッチ上での振る舞いも含めて、もっともっとやらないといけないですし、戦わないといけない。そこの熱量はちょっと、今日の試合の後半は特に感じることはできなかった。そこは僕も含めてですけど」と発言した。

キャプテンの遠藤選手も。

「(熱量不足を)感じますね。1点入った後の相手の勢いだったり、雰囲気と言うのは、アウェー感はもちろんあったし。それを跳ね返すだけの力と言うのは、サッカーにおいては大事な部分ではあるので。もちろん、戦術どうこうはありますけど。基本的な部分。熱量みたいなところを失ってはサッカーは勝てない。改めてサッカーの難しさは感じました」

と話している。

また、ある解説者はこのように痛切に語っている。

森保ジャパンは前半、ある程度イランと対等に戦えたけど、後半は圧倒された。相手のサイドからの仕掛けに手も足も出ず、完全に受け身になってしまった。攻撃では、相手が前からプレスをかけると自陣から出られなくなってしまった。全ての面で完敗だったと言っていいだろう。スコアだけ見れば1-2で僅差だけど、内容ではもっと差があったように見えた。

フィジカルはもちろん、技術でも上回れなかった。例えば、攻撃の際にボールを収められるアタッカーが日本は上田選手だけだったのに対し、イランには身体が強くヘディングが得意な選手が2、3人もいた。中東のカタール開催だからか、「完全アウェー」といった環境面での不利を強調する声もあった。でも、日本と同じ東アジアの韓国は、ラウンド16で中東のサウジアラビアを下している。勝てばアウェーがどうとかの話はなくなるものだ。 

相手への歓声が大きいとは言っても、世界的な大舞台とはそういうもの。サッカー選手にとって、大観衆の中で試合ができるのは幸せだ。慰めにはならないよ。チーム編成も、反省が必要ではないか。怪我のため調整が遅れていた三笘選手を招集したけど、結局、切り札としては使いきれなかった。伊東選手の離脱はチームに責任はない。ただ、敗退の言い訳に利用するのは違うと思う。大会前から気になっていたのは、過剰なプラス思考、ポジティブ思考だ。

厳しい言い方になるけど、図に乗っていたのではないかな。

次に照準を絞って

しかし、これがスポーツ。

勝ちすぎてくると、必ずこういう事態や結果が生まれてくる。

勝利が続くと、選手も危機感が薄らいでくるのではと思う。

次も、こうすれば勝てる。相手が誰だろうと。

この意識が敗因を呼び、

負けて、反省して、

また強くなる。

もう次のW杯予選が待ち受けている。

相手は格下とはいえ、北朝鮮をアウェイで戦うことにもなる。

もう相手が誰だろうが、熱量を奪われることなく、しっかりと試合をしてほしい。

サポーターはやはり、勝てる日本を応援している。

森保監督も、「地震や災害の被災者の方々に元気を届けられず、残念です」と語っていた。

これを糧にして、もう一度最強日本を取り戻してほしいと強く願う。

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