サッカーアジアカップ~うまいチームから強いチームへ~

サッカーアジアカップ~うまいチームから強いチームへ~

アジア杯で3大会ぶり5度目の優勝を目指す日本代表。

イラクに「ドーハの悲劇」を思い起こさせる試合を屈したが、日本は下を向いているわけではない。

森保監督を始め、選手皆、優勝に向け、新たな決意を燃やしている。

24日、1次リーグ第3戦でインドネシアと対戦する。

昨日21日はドーハ市内で調整した。

練習前には緊急ミーティングも実施され、再出発を図った。

ここで負けたから、よかった

日本は、ここまで負け知らずで、国際マッチを経ている。

個人的に、ここで一回負けたことは、日本にとって、プラスになるいいチャンスだったと思えた。

負けを知らない組織は、いずれ崩壊する。

何かの本でみた名言だ。

日本も勝ち続けてきたからこそ、負けを知れた。

次回ワールドカップ前に、

それも宿敵イラクに

負けたからこそ、

悔しさも倍増。

選手たちも気合が入ったと思う。

勝って当たり前ではない。

強豪国とみなされ始めて、負けを知った国はほんとに強くなる。

さらに上を目指すから。

もう一度、自分たちを見直すきっかけができるから。

誰が、悪くて負けたではなく、チームとしてまだ成熟していないということ。

それが分かっただけでも、今回のイラク戦は意味があるものになった。

森保監督

試合終了後のコメント。

勝っていくためには、前後半の入りと終了間際のところをどうコントロールして、プレーを選択するかが大事になってくる。特に1失点は仕方ないとしても、2点目の失点が非常に大きく、今日の試合に影響したと思う。勝つために、たとえ1失点してもなんとか2失点しないようにしていかないといけない。1点目も相手にパワーがあって、早めに圧力をかけてくることは分かっていたし、スタジアムの雰囲気が我々にとって完全アウェイ。スタートから相手に勢いを与えてはいけないことは、分かっていた。そのなかで、抑えきれなかったことは、戦術的なところと、相手のやりたいことを跳ね返せる力をつけないといけない。

たしかにそうだと思う。

もっと力をつけないといけないところとして、

ボール保持はできていた。あとは自分たちがどうコントロールして、相手に勝っていくかという部分。FIFA ワールドカップ カタール 2022では、ポゼッション率が30パーセントを切っていて、勝つことができた。そこから我々はレベルアップをしないといけない。ボールを握ったなかでも勝っていくことを目指して、課題として取り組まなければならない。今日の試合も、どうやって効果的に最後の崩しに持っていけるか、という最後の手前までできていることは大切に評価したい。前半はピッチを行ったり来たりする試合になってしまったが、後半は難しい状況の中でもそれがなくなったからよかった。

最後に、

追いかける展開のなかでもメンタル的に切れることなく、選手たちがやってくれたことは大切にしたい。1点取り返したことも大きかった。0-2で終わるより、1-2で終わるのとは全然違う。勝つか負けるかではありますが、プロセスも大事にしようとこれまでもやってきているなかで、姿勢としてはみんなベストを尽くしてやってくれた。結果以外で見せられる部分、準備期間や試合の最後まで一丸となって戦う姿勢に関しては、選手たちはよくやってくれていると思う。

サポーターの皆さんに勝利と励ましのエールを送りたいと考えているなかで、能登半島地震、阪神淡路大震災、その2つだけではないですが、いろいろな方々が大変な思いをしているなかで、今もなお、心の痛みを持ちながら生活されている方がいるなか、我々が最後まで諦めずに戦い抜くということは届けて、感じていただけたらと思う。

試合は勝てなかったですが、これが次の試合に活きて、グループステージを突破して、優勝して、またこういう結果につながってよかったなと思ってもらえるようにしたい。この試合では、代表の存在意義、活動意義に関しては発揮してくれたと思う。

キャプテン遠藤選手のコメント

キャプテンはどう思っているのだろう。

遠藤選手の試合後のコメント。

戦術うんぬんよりもセカンドボールや球際のところで、イラクの方がそこに懸けていた。それに合わせて自分たちが間延びしてしまった。

と冷静に分析している。

さらに、

主体的なサッカーをするということやW杯で優勝を目指すなら、後ろに重たくなりすぎるのは良くない

と釘を刺す。

敗戦で変わった森保ジャパンのミーティング。

敗戦後の練習。

この日の練習開始前にはいつもより大幅に長い、約30分間のミーティングを行ったという。

もともとミーティング中に言いたいことがあったら言うということだったけど、これまではコーチ陣が話して選手が聞いていることが多かった。今日は自分も含めて選手から意見が出てディスカッションになった

遠藤キャプテンは

後ろの4枚の横のスライドと縦の運動量はほしい

攻撃になった時は後ろがもっと押し上げられればいい

と発言したという。

次に勝てば勢いに乗る要素があると思うが、必要なのは単純に熱量。戦術じゃなくベーシックな部分。戦う気持ち、熱量をチームで高く保てるかが重要なキーになる。

ここから「うまいチーム」でなくて、「強いチーム」にならないといけない。

と強い口調で語っていたのが印象的だった。

次戦は24日

次は、インドネシアと対戦する。

勝ちか引き分け以上で、決勝Tへ進出が決まる。

優勝は当然あきらめていない。

しかし、2位通過の場合、厳しい戦いが待ち受ける。

それも、ワールドカップで優勝を目指す国のハードルと考えれば

いいことだと思う。

頑張るしかない、日本。

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